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- 峠 上巻 改版
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- 価格
- 935円(本体850円+税)
- 発行年月
- 2003年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101152400
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ユーザーレビュー (9件、平均スコア:5)
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- 井沢ファン
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興味深い
河合継之助、さほど知らなかった長岡藩士、少ししていたが自分の知った内容とだいぶ差があった。海外とのアクセスがあり、海外渡航経験がなく、かつ、洋書や語学を勉強したわけでもないにもかかわらず、この先見性には驚かされる。しかし不運な最期を送った。幕末をうまく生き抜いてゆくというのは大変なことだ。途中までうまくいっていたのが、会津藩の謀略や反対派の暗躍により足を引っ張られ、かつ、官軍の相手が岩村精一郎であったことも不運であった。また、戦わず降伏していればこんな惨状にならなくても済んだのにという意見や没後も藩民から恨まれているということ等、美化しすぎことも一方では割引く必要もあるのだが。
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「夏の文庫2015」レビューコメント
司馬遼太郎作品で河井継之助という人物を知りました。一見突拍子もないような人物だけれど、実際は筋がしっかり通っている。見かけは性悪説のようだが彼自身は性善説のように、見た目と中身が大きく魅せるところが楽しい。司馬遼太郎は、彼の欠点とかIfの論とかも語っていて話は進むし、私はこの話がとても好きで心に残っています。(くうるん/男性/30代)
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「夏の文庫2015」レビューコメント
高度経済成長の終焉とともに、長い景気の冷え込みが続き、先が見えなくなった現代。いつの時代も、思えば常に先が見えないものである。今の状況がいつまでも続くわけでもない。だから常に悩み、苦しみ、人間はどう生きたら良いのだろうか?と自問する。日本人とは何か?を問い続けてきた著者が、継之助をして「人は立場で生きている。」と言わしめている。継之助の行動に是非はあるものの、越後長岡の運命を委ねられた男の立場はいかなるものであったのか?。今こそ歴史を顧み、己の一文を貫いた栄光なき武士、”継之助”の生き方に触れる事は、名もなき我々が現代に生きる一つの標となるのではないだろうか。一読の価値あり。(gulf/男性/40代)
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
幕末の獅子と言えば坂本竜馬を連想しますが、何故か私は司馬遼太郎氏の『河井継乃助』である。越後長岡という小国に生まれた彼は、武士という立場ではあったが、その枠を超えて時代の先を見据えた人物ではなかったか・・・。結局の所自身の長岡藩の行く末を案じた故の行動ではあったが、古いしきたりにはとらわれず、藩が生き抜く為にどうすべきかを必死に考え行動した人物であろう。しかし河合継乃助の器には長岡藩があまりにも小さすぎました・・・。(Y.M/男性/40代)
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「おすすめ江戸時代の本」レビューコメント
河井継之助を主人公にした時代小説。幕末の一般受けする主人公ではないが、自分の立ち位置を決めてそのために生きた人物である。(taiji/男性/50代)
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「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
以前知人に紹介されて読んだ『峠』は人生の中でも最も大切な本の中の一冊です。河井継之助という一人の男が時代の変わり目に描いた国家像とその行動力には生き方の規範を感じます。(紗那/男性/20代)
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「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
明治維新に突き進む官軍と、あくまでも戦いを避けようとする継の助の、どこまでもかみ合わない葛藤が興味深い。(モリゾ−/男性/60代以上)
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
横浜が登場する場面はごくわずかではありますが、急激に発展していく姿がまざまざと描かれています(きよさん/男性/40代)
- ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
迷ったり、悩んだりした時にこの本をよく読みます。あまりに読み過ぎて、ボロボロですがその分、かけがえのない一冊です。