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- 夢印
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- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2018年07月
- 判型
- コミック
- ISBN
- 9784098600427
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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ちょうど良いボリューム
冒頭から「脱税しよう」と言い出す男がそのあと怪しい儲け話に乗っかって失敗、人生に絶望したところでイヤミ(本人はそうは名乗らないのですが)に出会ってルーブルに行く…という、かなり訳が分からない展開。でも最後には、何だかよく分からない話やアイテムまで伏線回収する展開はさすがです。風呂敷を広げ過ぎてよく分からなくなる長編作品より、これくらいの長さにまとまっている方が面白いと思います。
[日販商品データベースより]
浦沢直樹×ルーヴル美術館プロジェクト!!
ある一つの家族。
ある一枚の絵。
ある一人の謎の男。
多大な借金を負った父と娘が、藁をもつかむ気持ちで訪れた古い館。
看板には“仏研”と書かれている……
館内の暗がりを親子が歩き進むと、一人の男が静かに座っていた。
その男は初対面の親子に告げた。
「夢を見る人にしか、ルーヴルから美術品を拝借した話なんて、してあげないざんす」と………“ざんす”?
世界騒然。浦沢直樹、最新作!!!
【編集担当からのおすすめ情報】
今から4年あまり前、2014年頃にルーヴル美術館から浦沢直樹氏に漫画作品の執筆依頼がありました。ルーヴルは漫画を「第9番目の芸術」と認め、ルーヴル×漫画の共同プロジェクトを企画していたのです。浦沢氏は当時抱えていた連載作品で忙しく、長いことその企画に取りかかることができませんでした。その詳しい経緯は、単行本『夢印』豪華版の浦沢氏のあとがきに詳しく書かれてありますが、「9番目の芸術」としてではなく「日本漫画」として描く。漫画は、漫画であって、より自由で、馬鹿馬鹿しくて、美しい。果たして、浦沢直樹氏が出した答えは、「イヤミ」を主人公にするというものでした。赤塚不二夫先生の生み出した『おそ松くん』のキャラクター「イヤミ」。今も東京のどこかに生きていて、日本、フランス、世界の壮大なドラマのうねりを生み出す中心となる。浦沢直樹氏が生み出す「日本漫画」の自由、馬鹿馬鹿しさ、美しさに、是非、酔いしれてください。