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[BOOKデータベースより]
「LDもADHDもアスペルガー症候群も、私は勉強したからもうだいたい知っています」。そう思われた方、ちょっと待ってください。実は、LD、ADHD、アスペルガー症候群などとひとくちに言っても、一人ひとり状態像がまったく違います。それに、大切なのは、障害名を知ることではなく、その子の特性からくる問題と今苦手なことを理解し、支援・指導することなのです。気になる子をさりげなくサポートしている先生は、以前から全国に確かに存在したのです。その技を学校全体のシステムとして広げること、これこそが特別支援教育ではないでしょうか。教室でよく起こる57事例に添って解説。
第1章 子ども編(まったくできないわけではないけれど、読み書きが苦手な子には?;読み書きだけでなく、聴くことが苦手な子には?;指示通りに動けない子には? ほか)
[日販商品データベースより]第2章 教師編(専科の先生と連携するには?;校内で孤立1 学校全体が特別支援教育に積極的でないときには?;校内で孤立2 管理職に理解がないときには? ほか)
第3章 保護者編(子どもがADHDだと思うが、保護者にどのように伝えればいい?;「アスペルガー症候群だと思う」と話したら、保護者が強く反発;障害名を伝えるのではなく、いろいろな状態像があることを知ってもらう ほか)
特別な学習支援が必要なLDの子や、パニックを起こす子、おしゃべりを続けるといったADHDの子を、教室の他の子どもたちにも通じる方法で支援するアイディアを4コママンガも使ってわかりやすく紹介します。