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- 魔法医師の診療記録
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- 価格
- 652円(本体593円+税)
- 発行年月
- 2015年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094515695
[BOOKデータベースより]
「吸血鬼、狼男、食人鬼などの化け物は存在しないんです!!」それらは皆、魔術で癒せる“妖病”の罹患者だと魔法医師・クリミアは言う。彼女は己のせいで“妖病”を患った幼なじみ・ヴィクターの治療法を求め、共に旅を続けていた。その道中に訪れた街で二人は微かな手がかりを得る。しかし、そこは吸血鬼たちが跋扈する、奇妙な街で…?“妖病”を認めぬ教会と魔術医師の対立、異端尋問官との戦い。そして、吸血鬼の治療。ここに“妖病”へと立ち向かう二人の診療記録が記され始めた。魔法医学の最先端がいまここに!!
[日販商品データベースより]今はもう忘れられた、魔法医師の物語――。
太古の昔、医術と魔術とは、同一のものであった。
今や人類は、かつて魔術と医術とが一つであったことをすっかりと忘れてしまっていた。しかし、この世には未だ医術のみで癒せぬ病が存在する。
それは、伝承の中で、吸血鬼、狼男、食人鬼などと語られる化け物の類い、魔術を用いねば癒せぬ病――すなわち〈妖病〉が。故に古代の知恵、魔術と医術とが一体となった知恵を、未だ脈々と伝え続ける者たちがいる。
すなわち――〈魔法医師〉が。
魔法医師の少女・クリミアは自身が幼い頃に行った魔法医術の影響で、重大な妖病を患った幼なじみのヴィクターを治療するため、共に旅を続けていた。その目的は、ヴィクターの病を治せるだけの力をもった霊石《ガマエ》を集めること。
その旅の中で、二人は数多の病人を治療していく。
ときに魔法医師を異端と迫害する教会と戦いながら。
ときに病人を魔物と称する人々と戦いながら。
そして、病そのものと、戦いながら――。
『王子降臨』『楽園追放 mission.0』などで活躍中の手代木正太郎が奇妙で流麗な筆致を踊らせた最新作。
イラストは、気鋭のイラストレーター・ニリツ!!
【編集担当からのおすすめ情報】
2014年に公開された、大ヒット映画『楽園追放』のノベライズを担当し、オリジナル前日譚を執筆。
あの虚淵玄氏をして、アンジェラに同情をさせた、その前日譚『楽園追放 mission.0』も好評発売中です!!
著者の第7回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作『王子降臨』(全2巻完結)も要チェック。
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