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[BOOKデータベースより]
キリスト教徒は約21億人、イスラム教徒は約12億人、つまり全人類の2人に1人が一神教の信者である。彼らはなぜ憎しみあい、平和共存することができないのか―。偏見や差別を超越した視点で、「通史としての世界史」に挑む新たなライフワーク、待望の第2弾!!
序章 一神教の起源―地球人によって創られたという「仮説」
第1章 ユダヤ教と『旧約聖書』の謎―絶対神ヤハウェが預言者モーセに示した「約束の地」
第2章 キリスト教と『新約聖書』の謎―「神の子」として誕生したイエス・キリストの大矛盾
第3章 イスラム教と『コーラン』の謎―アッラーの「最後の預言者」と後継者の正統性
第4章 十字軍遠征と聖地エルサレム―キリスト教vsイスラム教「連鎖する憎悪」の原点
第5章 オスマン帝国の崩壊と中東戦争―イスラム教社会の衰退を招いた最大の要因
「逆説史観」の新たなライフワーク、第2弾
『逆説の世界史』シリーズは、累計500万部突破のベストセラー『逆説の日本史』の著者による新たなライフワーク。待望の第2弾は、多神教信者の多い日本人には分かりづらい「一神教の世界」がテーマです。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教それぞれの「神」の誕生と「聖典」の成立にかかわる謎を解明しながら、現代まで続く民族・宗教の対立の深層に迫ります。
混迷する世界のニュースをより深く理解するために、「逆説史観」によって分かりやすく解説した必読の入門書です。
「ユダヤ民族差別を生んだ根源は『マタイによる福音書』」「ローマ・カトリック教会がタブー視するキリスト教の大矛盾」「ダンテの『神曲』がイスラム教社会で「禁書」となる理由」「シーア派とスンニー派の抗争とムハンマドの血脈」「聖地エルサレムは誰のものか」「十字軍遠征がもたらした憎悪の連鎖」「最大最強だったオスマン帝国が衰退した要因」「中東和平をこじらせる最大の障害」等々、日本人が知っておくべき一神教世界の基礎知識を解説。
『逆説の世界史』は小学館のウェブサイト「BOOK PEOPLE」で連載中(【日本語版】http://bp.shogakukan.co.jp/gyakusetsu/en/)。
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:3)
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- 井沢ファン
-
さえが今一つ
逆説の日本史よりは切れがあまり感じられなかったが、後半にややさえてきた感じがした。イスラム系がなぜ近世に発展できなかったか、また、キリスト系がなぜ発展できたか、ということを宗教的な面から解説しているところだが、おおまかなとこは納得がいくがまだすっきりせずもやもや感が残る。しかし、商業、金融を悪と考える宗教から、脱皮でき欧米と、脱皮できなかったイスラム系国家の違いは評価できる。
- 井沢ファン
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さえが今一つ
逆説の歴史よりは切れがあまり感じられなかったが、後半にややさえてきた感じがした。イスラム系がなぜ近世に発展できなかったか、また、キリスト系がなぜ発展できたか、ということを宗教的な面から解説しているところだが、おおまかなとこは納得がいくがまだすっきりせずもやもや感が残る。しかし、商業、金融を悪と考える宗教から、脱皮でき欧米と、脱皮できなかったイスラム系国家の違いは評価できる。