この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 一瞬でいい
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2023年12月発売】
- つまらない夜に取り残されそうで
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2024年02月発売】
- そこにある山
-
価格:902円(本体820円+税)
【2023年12月発売】
- 大家族四男 11
-
価格:715円(本体650円+税)
【2023年03月発売】
[BOOKデータベースより]
『ミャアがそろそろ旅立ちそうです』実家の猫に死期が近いことを母親から知らされ、私は東京から金沢へ向かうが…(『ミャアの通り道』)。離婚で気力を失い、人付き合いがなくなり生活が荒れていった江美。ある冬の日、マンションのベランダに一匹の猫が現れて…(『運河沿いの使わしめ』)。離れて暮らす会社員の息子が急死した。一日のほとんどを仏壇の前に座って過ごす富江のもとに、お線香を上げたいと言う若い女性が訪れ…(『陽だまりの中』)。心ふるえる七つの物語。猫と一緒の人生は、せつなくて、愛しい。
[日販商品データベースより]ふり返れば、いつもかたわらに猫がいた――。
離婚して心身ともに打ちひしがれたとき、大切な家族を亡くしたとき、家庭のある男を愛したとき……人生の様々な場面で、猫に寄り添われ救われてきた女性たちを描く、心ふるえる全七編の短編集。
『ミャアがそろそろ旅立ちそうです』実家の猫に死期が近いことを母親から知らされ、私は東京から金沢へ向かうが……/「ミャアの通り道」
離婚で気力を失い、人付き合いがなくなり生活が荒れていった江美。ある冬の日、マンションのベランダに一匹の猫が現れて……/「運河沿いの使わしめ」
離れて暮らす会社員の息子が急死した。一日のほとんどを仏壇の前に座って過ごす富江のもとに、お線香を上げたいと言う若い女性が訪れ……/「陽だまりの中」
軽井沢のフラワーショップに勤める早映子を訪ねてきた男がいた。それは30年以上前に別れ、ずっと会っていなかったかつての恋人だった……/「残秋に満ちゆく」
【著者略歴】
1955年石川県金沢市生まれ。84年「海色の午後」で第3回コバルト・ノベル大賞を受賞しデビュー。2002年『肩ごしの恋人』で第126回直木賞を、08年『愛に似たもの』で第21回柴田錬三郎賞を受賞。『手のひらの砂漠』『啼かない鳥は空に溺れる』『淳子のてっぺん』など著書多数。