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- 左岸 上
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- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 2012年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087467956
[BOOKデータベースより]
仲の良い両親と、ふたつ上の兄・惣一郎、幼なじみの少年・九に囲まれ、福岡で育った茉莉。しかし惣一郎の死をきっかけに、幸せな子供時代は終りを告げる。兄の面影を胸に、茉莉は17歳で駆け落ちし、東京へ向う。男たちとの出会いと別れ、九との再会を経てめぐりあったのは、このうえない幸福と、想像もつかないかなしみだった―。辻仁成と組んで放つ、愛を求めて流れゆく男女の物語。
[日販商品データベースより]対岸を歩み続ける二人の壮大な愛の物語。
人生が一本の河だとしたら、あたしたちはどこに流れ着くのだろう――。早熟で気難しい兄の惣一郎。そして幼馴染みの九に護られていた少女時代。だが、それはある日突然、終わりを告げた…。
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
福岡市の華やかなビル街からは少し離れた、地元庶民の活気と温かさが溢れる地域を舞台にした作品。実際にある市場や神社、空や川など自然風景の描写がとても細かいので、物語を思い出しながら散歩に出かけたくなる作品だった。(もこ/女性/20代)
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
時間の流れに沿った構成になっていて、最後までいっきに読めてしまえます。人間という存在について深く考えさせられる一冊になっています。(なっちゃん/女性/10代)