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- 大名屋敷の謎
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- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2008年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087204469
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[BOOKデータベースより]
小説・落語・映画・テレビ・芝居等でも舞台になることが多い大名屋敷。しかし、よく知られているようで、その実態を理解している人は少ない。本書は、その住民(勤番武士)の体験談・見聞記、出入りする商人の残した史料などをもとに、大名屋敷の幕末から明治期に至るまでの実像をわかりやすく紹介する。また、リサイクルの観点から話題になる「肥」の活用などについては、今に残る豪農・中村家文書を丁寧に分析し、江戸を支えた「肥」経済の実態を実証的に解明する。同時に、中村家や出入りした商人たちの幕末・明治興亡史としても楽しめる。
第1章 大名屋敷に暮らす人々―謎の私生活(御膝元の威容;堅苦しい殿様の生活;江戸勤番侍の長屋ライフ)
[日販商品データベースより]第2章 屋敷に出入りする人たち―江戸の競争社会(江戸の御用達商人;豪農、大名屋敷御用に参入する)
第3章 江戸藩邸御用をめぐる熾烈な戦い―江戸の巨大ビジネス(尾張藩御用聞中村家の誕生;汲み取りというコミッションビジネス;庭園の整備;資料相場の乱高下と資金力)
第4章 江戸の動乱と人材派遣ビジネス―江戸のバブル経済(過熱する江戸近郊市場;イギリスとの開戦騒ぎ;名声を求める)
第5章 大名屋敷の消滅―東京の誕生(官軍、江戸に入る;激減していく武家地の人口;廃藩置県と東京の激変;東京の軍都化)
小説・映画・テレビなどでも舞台になることが多い大名屋敷。その住民の体験談・見聞記、出入りする商人の残した史料などをもとに、大名屋敷の幕末から明治に至るまでの実像をわかりやすく紹介する。