- 蜩の声
-
- 価格
- 1,705円（本体1,550円＋税）
- 発行年月
- 2017年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062903486
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 槿
-
価格：1,870円（本体1,700円＋税）
【2003年05月発売】
- 木犀の日
-
価格：1,430円（本体1,300円＋税）
【1998年02月発売】
- 楽天記
-
価格：2,420円（本体2,200円＋税）
【2022年10月発売】
- この道
-
価格：2,090円（本体1,900円＋税）
【2019年01月発売】
- 古井由吉自撰作品 １
-
価格：3,960円（本体3,600円＋税）
【2012年03月発売】
のマークが目印です。
[BOOKデータベースより]
雨の音、町工場の金属音、窓外を歩く人の足音。無防禦な耳から身内に入り込む音が過去と像を結び、夜半の蜩の声で戦争の恐怖、破壊と解体が噴出する表題作他、男女の濃密なエロスが漂う「除夜」から、空襲に逃げ惑う少年の姿に震災後の今と未来を予感させる「子供の行方」まで。時空の継ぎ目なく現れる心象、全官能で入念に彫琢した文章。齢を重ね、なお革新と深化を続ける古井文学の連作短篇集。
[日販商品データベースより]東京大空襲で逃げ惑う少年の鮮烈な恐怖の記憶が甦る「蜩の声」「子供の行方」他、官能的で驚異的に高密度な文体で圧倒する連作短篇。