- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 最悪
-
- 価格
- 1,155円(本体1,050円+税)
- 発行年月
- 2002年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062735346
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 新宿特別区警察署 Lの捜査官
-
価格:924円(本体840円+税)
【2024年02月発売】
- 罪の轍
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2022年12月発売】
- 悪い女
-
価格:880円(本体800円+税)
【2023年09月発売】
- 警視庁01教場
-
価格:946円(本体860円+税)
【2023年11月発売】
- ブラッド・ロンダリング
-
価格:924円(本体840円+税)
【2023年02月発売】
ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
- sige
-
火事場の糞力は強い
小さな鉄工所を細々と経営している男。上司のセクハラに悩む銀行員。恐喝で日銭を稼ぐチンピラ。全く無関係のこの3人が偶然巡り会わせで事件に巻き込まれる。どんな経緯で繋がるかが面白いところ。
下請けの孫受けの鉄工所が、部品のそのまた部品のねじ穴あけを一個数円で受けて短時間で大量に納品という世界もため息が出るくらい哀れだ。さらに、横に後からできたマンションの住人が、工場の騒音がうるさいと言ってくる。こういう人間にも虫唾が走る。このような手合いが増えていることが嘆かわしい。
またまたヤクザの暴力が描かれうんざりしたが、この作品は“一度入ったら止められない”こわ〜い所であるというのが良く表現されている。“競売物件の立て籠もり”がぼろい儲けだというセリフが、宮部みゆきの“理由”を思い出させる。
[BOOKデータベースより]
不況にあえぐ鉄工所社長の川谷は、近隣との軋轢や、取引先の無理な頼みに頭を抱えていた。銀行員のみどりは、家庭の問題やセクハラに悩んでいた。和也は、トルエンを巡ってヤクザに弱みを握られた。無縁だった三人の人生が交差した時、運命は加速度をつけて転がり始める。比類なき犯罪小説、待望の文庫化。
[日販商品データベースより]不況にあえぐ鉄工所社長の川谷は、近隣との軋轢(あつれき)や、取引先の無理な頼みに頭を抱えていた。銀行員のみどりは、家庭の問題やセクハラに悩んでいた。和也は、トルエンを巡ってヤクザに弱みを握られた。無縁だった3人の人生が交差した時、運命は加速度をつけて転がり始める。比類なき犯罪小説、待望の文庫化! (講談社文庫)
お先まっ暗、出口なし それでも続く人生か
小さなつまずきが地獄の入り口。転がりおちる男女の行きつく先は?
不況にあえぐ鉄工所社長の川谷は、近隣との軋轢(あつれき)や、取引先の無理な頼みに頭を抱えていた。銀行員のみどりは、家庭の問題やセクハラに悩んでいた。和也は、トルエンを巡ってヤクザに弱みを握られた。
無縁だった3人の人生が交差した時、運命は加速度をつけて転がり始める。
比類なき犯罪小説、待望の文庫化!