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[BOOKデータベースより]
『号外』―1964年。東京オリンピック開会式当日で浮かれる世間をよそに、記者は特ダネを掴んでいた―必ず物にしてみせる!『タブー』―1972年。都内ホテルでの女性弁護士殺人事件。記者は恋人から重大情報を知らされ―このネタ、使っていいのか?『好敵手』―1986年。支局長として新潟に戻ってきた記者が、長年のネタ元と再会―まだ俺は現役だろうか。『ネタ元』―1996年。インターネット黎明期、記者は自分のサイト経由でネタを掴んだ―人に会わずに書く、きっと未来はそうなるぞ。『不拡散』―2017年。支局に配属されたルーキー記者は、情報の氾濫に悩んでいる―新聞記者って必要なのか?
[日販商品データベースより]「やってやる。人生最高の特ダネを、しっかり物にしてやる」記者と刑事の会話は騙し合いだ――。1964年、1972年、1986年、1996年、2017年。時代とともに、事件記者と「ネタ元」の関係も変わる。50年の変遷をひとつの新聞社を舞台に描いた、著者にしか書けない新聞記者小説集。
「やってやる。人生最高の特ダネを、
しっかり物にしてやる」
記者と刑事の会話は騙し合いだ――。
1964年、1972年、1986年、1996年、2017年。
時代とともに、事件記者と「ネタ元」の関係も変わる。
50年の変遷をひとつの新聞社を舞台に描いた、
著者にしか書けない新聞記者小説集。