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- 少女不十分
-
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2011年09月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784061828001
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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:3.3)
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- HonyaClub.comアンケート
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「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
初めてこの本を読む人は、まずこの本には登場人物の会話がほとんどないことに驚くでしょう。文章のほとんどが主人公の一人語りになっていて、本を読むことに慣れていない人には、最初はとっつきにくいかもしれません。しかし、その分、主人公のその場その場での心情の変化や機微が詳しく書いてあり、主人公に感情移入しやすいと思います。私の一番のお気に入りの場面は、ラスト間際の「壊れた人々の幸福」について書かれたところです。内容を書いてしまうとネタバレになってしまうのでここでは割愛させてもらいます。 最後に、この本を読んでみなさんの心の中に、私と同じような「生きていくための勇気」がわいてくることを祈っております。拙い文章ですが御静読ありがとうございました。(黒猫さん/男性/20代)
- 隼架
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表紙に魅かれる
物語が展開しだすまでがちょっとダルく感じました。
主人公の行動に共感できなかったので、少しイラっとしましたが、最後まで読んだら今までの主人公の行動に納得できてなかったものの、結果良かったんだなと思えたのは良かったです。
- 米野陸広
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西尾維新ファンのための小説でない物語
もともと西尾維新の作品というものは歪んでいると思う。というよりも、ほとんどの西尾維新のファンがそうした歪みという物に魅せられているのではないかと思う。こうして言葉にしてしまうのは平易だけれども、あれだけ活字に憑かれている作品というものも近頃では見なくなってしまったように思う。
だが、今回この作品は活字というよりも登場人物が憑かれていた。『憑かれていた』なんて表現をすると、『化物語』のシリーズを連想してしまうけれども、それはやはり間違いで、この話は一貫して登場人物の内面を読まされてお話なんだと思った。だから読みづらい。
非常に、とても、読みづらい。
一人称の思考回路にあわせて物語を読み進めていき、しかも尋常とは思えない人間の行動を洞察していくことはとても疲れる行為で、ぶっちゃけ何度この本を手放そうと思ったことだろうか。
しかし、それでも読ませてしまうあたりが作者の妙ともいえるのだろうか。ただ、最近のどんでん返しのようなストーリーは期待しないでほしい。いってしまえばこの小説、いや登場人物から言わせれば小説ですらないものは、西尾維新ファンのための本だからだ。
初めて西尾維新を読む人は決してこの本から読んではいけない。
一緒に別の作品を買って、そちらを読んでから、こちらを読むことをお勧めする作品である。
[BOOKデータベースより]
少女はあくまで、ひとりの少女に過ぎなかった…、妖怪じみているとか、怪物じみているとか、そんな風には思えなかった。―西尾維新、原点回帰にして新境地の作品。
[日販商品データベースより]少女はあくまで、ひとりの少女に過ぎなかった……、妖怪じみているとか、怪物じみているとか、そんな風には思えなかった。