[BOOKデータベースより]
腐敗し白骨化する亡骸の変化を九段階で描き出す九相図。仏教とともに伝来し日本に深く根を下ろしたこの不浄の絵画には、発心、祈り、そして無常なる生命への畏れと諦念が刻み込まれている。精気みなぎる鎌倉絵巻、土佐派や狩野派の新展開、漢詩や和歌との融合、絵解きと版本の流行、そして近現代へ―。日本文化をつらぬく豊かな底流を辿る。
序 九相図の一五〇〇年
第1章 九相図とは何か
第2章 九相図の源流―西域・中国から古代日本まで
第3章 中世文学と死体
第4章 「九相図巻」をよむ―中世九相図の傑作(一)
第5章 国宝「六道絵」の「人道不浄相図」をよむ―中世九相図の傑作(二)
第6章 「九相詩絵巻」をよむ―漢詩・和歌と九相図の融合
第7章 江戸の出開帳と九相図
第8章 現代によみがえる九相図
腐敗し白骨化してゆく亡骸の様子を克明に描く「九相図」。仏教とともに伝来し、日本に深く根を下ろしたこの図像には、生と死、そして肉体の無常をめぐるいかなる想いが秘められているのか。豊富な図版とともに探る。
★ 第66回 平成27年度 芸術選奨文部科学大臣新人賞 [評論等部門]
★ 第14回 角川財団学芸賞 受賞
【目次】
序 九相図の1500年
第一章 九相図とは何か
第二章 九相図の源流──西域・中国から古代日本まで
第三章 中世文学と死体
第四章 「九相図巻」をよむ──中世九相図の傑作(一)
第五章 国宝「六道絵」の「人道不浄相図」をよむ──中世九相図の傑作(二)
第六章 「九相詩絵巻」をよむ──漢詩・和歌と九相図の融合
第七章 江戸の出開帳と九相図
第八章 現代によみがえる九相図
おわりに
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腐敗し白骨化してゆく死体の様子を描き出す「九相図」。仏教とともに伝来し、日本にこそ深く根を下ろしたこの図像伝統の背後には、肉体と死、生命をめぐるいかなる想いが隠されているのか。豊富な図版とともに探る。