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- 天穹の船
-
KADOKAWA
篠綾子
- 価格
- 2,035円(本体1,850円+税)
- 発行年月
- 2020年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784041090145
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[BOOKデータベースより]
黒船来航の翌年、この国を次々と災厄が襲った。異人憎しの声が高まる中、伊豆国戸田村の船大工・平蔵は、難破したおろしあ人の船の造船世話係補佐役を命じられる。平蔵もまた彼らを忌避していたが、おろしあの人々の温かい心に触れ、次第にその考えを改めていく。だがその一方で、異人を斬って攘夷を成そうとする志士たちが、暗躍し始めていた。そこには、二十年前に生き別れになった平蔵の幼なじみ・士郎の姿があった。交わらぬ道を歩む二人が再会するとき、彼らの運命は―。己の信念を貫き、恐れず生きるとはどういうことか。今の世を生きる我々の明日をも照らし出す、傑作時代小説!
[日販商品データベースより]江戸末期、船大工の平蔵は異人であるロシア人の船を建造することになった。技術を盗むためと嫌々造船に携わるが、彼らの温かい心に触れる内に平蔵は考えを改め始める。そんな中、彼らの命を狙う攘夷派の存在が――。