- 在庫状況:品切れのため入荷お知らせにご登録下さい
- 平成批評
-
日本人はなぜ目覚めなかったのか
角川新書 Kー260
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2019年04月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784040822945
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 同性愛と異性愛
-
価格:902円(本体820円+税)
【2010年03月発売】
- ポリコレの正体
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2021年12月発売】
- 格差社会の謎
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2021年12月発売】
- リスクコミュニケーション
-
価格:1,034円(本体940円+税)
【2022年01月発売】
- デジタル・ポピュリズム
-
価格:902円(本体820円+税)
【2018年05月発売】
[BOOKデータベースより]
平成を通じて日本人は「国」から逃げ続けた。近代が終わり、シビアな「修羅の時代」に突入したにもかかわらず、その姿勢に変わりはない。本書では稀代の評論家が政治や世相、大衆文化を通じて平成を批評し、次代への指針を示す。
第1章 平成の始まりに問われていたこと
[日販商品データベースより]第2章 幼稚化した日本人と国家
第3章 日本人に必要な教育とは
第4章 村上春樹と平成の文学
第5章 「罰あたりパラダイス」を通して見た世相
第6章 去りゆく風景、去りゆく人々
第7章 総理の値打ち・最終版
第8章 平成の天皇
第9章 新しい世界の形
――平成時代の始まりに、最初に取り上げたテーマが、日本にとっての「近代」でした(本文より)
しかし、日本にとっての近代を終焉させるため、日本がしなければならなかった環境づくりは、平成が終わろうとする今に至るまで叶うことはなかった。
戦後から現在に至るまで、「思考停止」に陥った日本人は近代を超克することもないまま、かろうじて生き延びてきた。もっともそれは、現在の世界を形成している近代的世界システムが終わりを迎えようとしているからに過ぎない。
では、私たち日本人は平成という時代をどのように生きてきたのだろうか。
透徹した眼差しで時代を喝破してきた稀代の評論家が、自身の活動とともに激動の31年間を振り返る。次代をより良く歩むために知っておくべき「平成」とは何か。