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[BOOKデータベースより]
湯治に出かける途中のすすきの原で、うっかり置き忘れた手拭い。嘉十が取りに戻ると、何と六匹の鹿が寄ってきていておそるおそる近づいたり、あわてふためいてとびのいたり。やがて鹿たちは正体を知って安心し、高らかに歌い、踊りはじめます。その面白さに、思わず自分も仲間に入ろうととびだす嘉十。岩手・花巻周辺に今も伝わる郷土芸能「鹿踊り」その本当の精神を風から聞いたとして語られる民話風傑作童話。自然に対した人間の素朴な魂、ときにユーモラスな心情を捉えて画家たかしたかこがその繊細精緻な画風で絵本化しました。
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嘉十の忘れてきてしまった手ぬぐいをめぐって、鹿の仲間たちが不思議なものを見るかのように、語り合い、恐る恐る触ってみるという、想像しても楽しいシーンが、踊りのように展開されます。たかしたかこさんの淡くて幻想的な絵に魅了されて、とても心地よい絵本です。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】