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[BOOKデータベースより]
北方の、冷たく暗い海の岩の上で、女の人魚が考えていました。「人間の住む町は、明るくにぎやかで、美しいと聞いている。人間は魚よりけものより、人情があってやさしいと聞いている。一度手に取りあげて育てたなら、決して捨てたりしないと聞いている。さいわい自分達は人間そっくりだから、人間世界で暮らせるはず。せめて自分の子供だけは、人間の世界で育て大きくしたい」と―女の人魚は決心すると、波の間を泳いで、陸の上に子を産みおとしました。人魚の赤ん坊はろうそく屋の老夫婦に拾われ、育てられて、美しい娘となり、一生懸命家業を手伝って繁盛して、幸せになったかにみえたのです―。小学中級以上のお子様にも。
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日本の昔話に、人魚が登場することに驚きました。
どこかの地方には、こういった話が伝わっているのでしょうか。
このお話を読むと、「大金は恐ろしい」とつくづく思います。
優しかったおじいさん・おばあさんの心を変え、穏やかな暮らしまで失うのですから・・・どんなオバケよりも、怖い存在だと思いました。(なしなしなしさん 30代・千葉県 女の子7歳、女の子3歳)
【情報提供・絵本ナビ】