[BOOKデータベースより]
タッタッ、タッタッ、12歳のアニーが好きなのは走ることと、絵を描くこと。アニーのまわりでいろいろなことが変わりはじめた。お母さんのおなかの中には、赤ちゃんがいる。おじいちゃんは、日に日に忘れっぽくなっていく。幼なじみのマックスは、気分屋。アニーは自分をみつめながら、ひとつのりんごを100日間描きつづける。12歳の少女が見つめた生まれくる命と老いていく命の物語。小学校高学年から。
[日販商品データベースより]12歳のアニーが好きなのは走ることと、絵を描くこと。お母さんのおなかには、赤ちゃんがいる。おじいちゃんは忘れっぽくなっていく…。少女のみずみずしい日々を、リズミカルな散文詩で描く、あたたかな感動作。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ひなたとひかり 9
-
価格:814円(本体740円+税)
【2025年05月発売】
- ぼくのねこポー
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2024年03月発売】
- ふたりはマーメイド
-
価格:1,375円(本体1,250円+税)
【2025年03月発売】
- ひなたとひかり 1
-
価格:715円(本体650円+税)
【2022年09月発売】
- ひなたとひかり スペシャル 8.5
-
価格:792円(本体720円+税)
【2025年02月発売】
詩で構成された珍しい作品です。
同じ年齢の子どもが主人公かどうかはわかりませんが『雲じゃらしの時間』も詩が出てきたと記憶しています。
12歳のアニーは、走ることと絵を描くのが好きな少女です。
お母さんが妊娠して赤ちゃんが生まれることになり、おじいちゃんは年をとり物忘れがひどくなっていきます。
このハートビートというタイトルがとてもうまくつけられていることを感じました。
赤ちゃんの心音は速いでしょうし、残りの人生が限られているおじいちゃんの心音とはまた違います。
アニーは走りながらいろいろなことを思います。
「才能をむだにしたくない」「まちがったことはしたくない」など。
読書をする時でもスポーツをしている時でも無になる瞬間もあり、また自分の内面と深くつきあう時もあります。
詩なので、早くは読めますが、さらさらと読めるかと言うと、また繰り返しそのフレーズを思い出したくてまた開くというタイプの作品でした。
シャロン・クリーチの作品が他にも読みたくなり、新しい作品も借りてきました。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子9歳)
【情報提供・絵本ナビ】