- みどりいろの童話集 改訂版
-
ラング世界童話全集 1
偕成社文庫 2106
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2008年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784035510604
[BOOKデータベースより]
アンドリュー・ラングがあつめた世界の妖精物語を定評ある名訳でおくります。『みどりいろの童話集』には「王子とはと」ポルトガル「魔法のナイフ」セルビア「ろばの皮」フランスなど全17編がおさめられています。
[日販商品データベースより]民俗学者、編集者のラングによって集められた世界各地の昔話を、定評ある名訳で贈るシリーズ。本書には、フランスの「カーグラスの城」、スペインの「いのちの水」、日本の「二ひきのかえる」など、17編を収録。
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ラングという人はイギリスの文学者(民俗学者)で、この全集には世界各国のフェアリーテイル(妖精の物語)を集めて編集したものです。
他の地域に伝わるお話に比べてやや甘ったるい内容に感じるのは、ラングがあえて「フェアリーテイル(妖精の物語)」と題している点にも表れている感じがします。
少し前のドイツでは、グリム兄弟が同じように各地にまつわる昔話をを編集しています。(有名な「グリムの昔話」)
当時の文学者(民俗学者)たちには、こういった昔話の収集が流行りだったのでしょうか?
ともあれこのシリーズは、グリムやそれぞれの国に伝わってきた昔話や民話と話一味違った「ラング」脚色によるちいさな昔話の童話集です。
第1作の本書には、「カーグラスの城」「世界でいちばんすばらしいうそつき」「いのちの水」「王子とはと」「くま」「七人」「フォーチュネータースとそのさいふ」「魔法のナイフ」「二ひきのかえる」「花さく島の女王」「空をおよぐさかな」「ローズマリーの小枝」「さかなの騎士」「ふしぎなこじきたち」「ろばの皮」「三人の王子とそのけものたち」「ながい鼻の小人」が収録されています。
1編1篇短い話なので、寝物語にお子さんたちに読んであげるのもいいかと思います。
優しい言葉で語られているし、不思議な魔法やいろいろな妖精があちこちに登場するので、想像力を働かせて、楽しく聞くことのできる物語だと思います。
個人的には「さかなの騎士」と「ながい鼻の小人」の話が面白かったです。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子17歳、女の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】