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- 花豆の煮えるまで
-
小夜の物語
偕成社ワンダーランド 10
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 1993年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784035401001
[BOOKデータベースより]
山のふもとの旅館の娘小夜は山んばの娘。毎日のように深い山の中を歩き、山の精とあそぶ。
花豆の煮えるまで
風になって
湯の花
紅葉の頃
小夜と鬼の子
大きな朴の木
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あった!と、県図書館でつい声を出してしまいました(^^ゞ
なんと!2月の節分、「豆」コーナー\(◎o◎)/!
確かに、鬼の子の絵も描かれてるし・・・
とにかく
読みたかったのです
たぶん、安房さんが亡くなられた年の作品では?
このタイトル、古めかしい感じで
おばさん年代は、はっとさせられます
今の子どもたちは、豆を煮ている様子も
家庭ではないのでは?と、思ってしまいます
思ったとおり、素晴らしい日本のファンタジー作品です
「花豆の煮えるまで」はもちろんですが
おうちが温泉宿ということもあり
「湯の花」の不思議な世界にしんみりでした
おかあさんを思う気持ち
風になったり
火や紅葉や朴の木の精
鬼の子・・・
安房さんは、本当に出会ったのかしら?
と、思ってしまいます
黒豆、赤飯、赤い花豆、山菜、あけびで編んだかご・・・
自然の恩恵を受けた食べ物
も・・・
味戸さんのなんとも繊細な絵がぴったりです
うーん、ほしい・・・
小学生の中高学年にお薦めしたいです
読んであげたいなぁ・・・と
強く思った作品でした(しいら☆さん 40代・宮城県 男の子19歳)
【情報提供・絵本ナビ】