[日販商品データベースより]
女の子は、朝もやが残るころにカゴを持って森へと出かけていきます。
まだ目覚めたばかりの森。クモの巣には宝石のような朝露が光り、鳥たちは遠慮がちにおしゃべりをはじめ、やがてリスたちも枝の上に姿を見せます。目の前にある森は、夜になるといったいどんな様子をしているのでしょう? 鳥たちはどこで眠りについて、リスたちの赤いしっぽはどんな色に見えるのでしょう? いつものベリーを摘むお気に入りの場所で、女の子は目をつぶって夜の森のことを想像しはじめます。咲いているはずの花や、空の上の方に見える月、飛んでいるものたちや、足音を忍ばせて歩くものたちのことを。まだ今は、自分の周りの小さな世界のことしか見ることができないけれど、女の子はまるで森と共鳴しているように、静かで優しい夜の森をありありと思い浮かべることができるのでした。みずみずしい朝の森と、密やかな夜の森が絵本の中に広がります。
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表紙の絵にひかれて手に取った絵本です。
前ページ美しくて、心があらわれるようでした。
森の中の静けさや美しさが、絵からあふれでていて
読んでいると癒されます。
持っているだけでも、嬉しくなる絵本でした。
同じ作家さんの本を調べてみようと思います!!(スケボウさん 40代・東京都 女の子14歳)
【情報提供・絵本ナビ】