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[BOOKデータベースより]
おいおまえ、なんでそんなにうまそうなにおいがするんだ?むれを追いだされた1ぴきのひつじと、お腹をすかせた10ぴきのおおかみの話。3歳から。
[日販商品データベースより]「ちょっと、からかっただけじゃないか」
いたずら好きのひつじのメイクは、おおかみの毛皮を着て仲間をおどろかせ、けがをさせてしまいます。
「でていってもらうしかあるまい」
むれを追いだされてしまったメイクでしたが、ぐうぜんにも本物のおおかみたちの恐ろしいたくらみを聞いてしまいます。
「くらくなったら、いっぴきのこらず…」
驚いたメイクは、仲間をすくうために、かくごを決めておおかみたちの前におどりでますが……。
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もこもこの白い毛に、きょとんとした目と黒い顔。かわいいけれどいたずら好きのメイクは、思いついたらそれをせずにはいられない、困り者でした。ある日、オオカミの毛皮を手にいれたメイクは、それをかぶってイタズラ放題!おびえて逃げまどう仲間たちのようすがおかしくってしかたがない彼は、だんだんと調子にのってしまい——なんと、いちばんの友だちのモックが、メイクのせいで大ケガをしてしまいます。すなおに謝ることもできず、群れから追い出されてしまうメイク。そんな彼が偶然見つけたのは、仲間たちを狙う、本物のオオカミの群れでした。メイクは仲間を救うため、オオカミの毛皮で変装して彼らの前に立ちはだかりますが——手に汗握る緊張感と、先の読めないドキドキの展開がみどころ!今にも作戦がバレて、食べられてしまうかもしれない……そんなギリギリの状況を、ごまかしごまかししているうちに、どんどんピンチに陥るメイク。いったいこの絶望的な状態から、どうやって仲間を救い、逃げおおせるというのでしょう?怖いと感じる心を押しころして、勇気をふりしぼり、絶体絶命のピンチのなかで、とっさのヒラメキに賭ける!知恵と勇気をふりしぼって奮闘するメイクの活躍に、思わず息を止めて見入ってしまいました。かわいらしくって教訓に富んだ、あたらしい童話の誕生です。
(小説家 堀井拓馬)
かわいらしいイラストに惹かれ、手に取りました。
くろいひつじが、オオカミの毛皮をかぶってみんなのことを脅かします。しかし、そのことで居場所をなくすことに…
でもそんないたずら羊が、思いがけずみんなを助けることになるのです。
いたずらものだけれど、意外にいいやつでした。(クッチーナママさん 40代・東京都 女の子17歳、女の子14歳、男の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】