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[BOOKデータベースより]
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てぶくろをなくしてしまったおんなのこ。てあたりしだいにさがしても、みつかりません。「ママがわたしのためにあんでくれたたいせつなてぶくろなのに…」さあ、いったいどこへいってしまったのでしょう。4歳から。
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遊ぶことに夢中になってしまい、ついつい持っていたものを置き忘れてしまったり、落としたことに気づかないことってありますよね。ママに編んでもらった大切な手袋を片一方、なくしてしまった女の子。遊んでいた公園の帰り道や、家の周りを一生懸命探すけれど、手袋は一向に見つかりません。「だれかが ひろって もってかえっちゃったのかな?」「からすが すに はこんだのかな?」「トラックが ひいて、タイヤに まきこまれて、どこかに いっちゃった?」どんどん不安が募ります。そんなとき、目の前を歩いていたベビーカーから落ちた、小さなくつ、片方。「わたしと おんなじことに なっちゃう」あわてて拾おうとしますが、一瞬早く、ネコがくわえて走り去ってしまいます。ネコを追いかける女の子が、たどり着いた先にあったものとは……?大事なものを落としたり、なくしたりする経験は誰もが一度はありますよね。大切なものであるほど、見つかったときの喜びはひとしお。さらにこのおはなしでは、もうひとつ、大切な出会いを女の子にプレゼントしてくれます。作者のかじりみな子さんは、リハビリ施設で働いた経験を元に本作を作られたのだそう。読み終わった後に、「ふたつでひとつ」の意味が、じんわりと心に広がっていく作品です。
(絵本ナビ編集部 木村春子)
1歳7ヶ月の孫も自分にあった靴より少し大きめの靴を履いていると抱っこして移動している時やベビーカーでの移動にもよく片方落とすから本当にきをつけなければと思いました。手袋もやっぱり片方を無くすから一緒だなあと思いました。この女の子のように無くした片方の手袋を諦めないで見つかるまで探すのがよかったです。離れ離れにならないように手袋と手袋を毛糸で繋いだ女の子を見習いたいと思いました。(押し寿司さん 60代・愛知県 )
【情報提供・絵本ナビ】