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[BOOKデータベースより]
マングローブの根のひみつは?マングローブの植林は地球をすくう!?マングローブは海水につかってもだいじょうぶな木?マングローブにせまる危機!マングローブは命のゆりかご!小学校高学年から。
1章 ふしぎ!水中から木が生えている!?(潮が引くと、陸地があらわれた!;ここはマングローブの森 ほか)
2章 マングローブの川をさかのぼってみよう!(ヤエヤマヒルギの森;オヒルギの森 ほか)
3章 生きものあふれるマングローブ干潟(干潟の主役は小さなカニたち;前に向かって歩くカニ!? ほか)
4章 マングローブ林が満潮で別世界に!(マングローブの根は巨大な迷路!;マングローブは小魚たちのシェルター ほか)
5章 マングローブとわたしたち(世界のマングローブ林;マングローブ林のめぐみと大切さ ほか)
熱帯・亜熱帯地域に生える木、「マングローブ」の生態系と、世界のマングローブ林の破壊や植林の現状についてくわしく学べる写真図鑑。マングローブ林の減少は二酸化炭素増加による地球温暖化や、海岸や河岸の土砂流失という重大な環境破壊の原因となっているため、小学校高学年の社会科の教科書でも取り上げられています。
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西表島に旅行に来た「ぼく」は、知り合いの先生に、まるで水中から生えているように広がるマングローブ林を見せてもらいました。潮が引くとその独特な形の根っこが姿を現します。でも、どうして海のなかでも育つのでしょうか?その謎を先生が教えてくれます。引潮になると、干潟にはカニや、鳥、貝、ハゼなどたくさんの生き物が姿を現します!干潟は「デトリタス」といい、植物の落ち葉や、動物の死骸や排泄物が細かくバラバラになったもので出来ています。このデトリタスとマングローブは切っても切れない豊かな生態系を生み出しています。そして満潮になると、マングローブ林は海の生物たちのオアシスに。独特な形の根っこは、巨大な迷路になり、塩分の弱い汽水域には、この場所にだけ住める小魚や、幼魚たちが身を潜めます。最終章では、マングローブが私たちにとって、どれだけ大事な植物かを教えてくれ、マングローブを上手に利用する取り組みなども紹介されています。マングローブ林が伐採されたり、ゴミが打ち寄せる海岸の写真は衝撃的です。マングローブにこんなにも種類があるなんて知りませんでした!どの種類も、根っこ、種、花の形もみんなそれぞれで、南国の植物らしくダイナミック!丁寧な写真で詳しく紹介されています。西表島では日本に生息する全種類をみる事ができるそうです。普段、馴染みのない植物ですが、実は地球に暮す私達みんなにとって、なくてはならない植物なのです。自然を保護する大切さを「マングローブ」という木を通してみて行くと分かりやすく、自然と共存し、持続可能な社会や環境を作っていくには何をすべきか、子どもたちと一緒に考えるきっかけになる本です!
(元絵本編集者 福田亜紀子)
【情報提供・絵本ナビ】