本・コミック: へんたこせんちょうとくらげのおうさま/いとうひろし:オンライン書店Honya Club com

在庫状況：出版社よりお取り寄せ（通常3日～20日で出荷）

へんたこせんちょうとくらげのおうさま

価格: 1,540円（本体1,400円＋税）
発行年月: 2017年04月
判型: Ｂ５
ISBN: 9784033325804

へんたこさんは、たこです。たこですが、がんばって本物の船長さんになりました。へんたこせんちょうは、へんたこ丸の舵をとり、へんたこおくさんとへんたこぼうやと一緒に大海原をすすみます。今日のへんたこせんちょうの仕事は、つりのお客の案内です。ところがこのお客さんときたらわがままで、言いたい放題。へんたこせんちょうの言うことを聞かずに、好きな方へ船を進めたがるし、魚がつれなければ文句を言うし。たったひとつつれたのは小さなくらげ一匹。くらげに向かってお客は悪口を言い、へんたこせんちょうも無理やり同じように悪口を言わされます。それを聞いて怒ったくらげは……？いとうひろしさんが描く、『へんたこさんせんちょうになる』のシリーズ第2弾。巨大なくらげのおうさまはインパクトたっぷりです。へんたこさんみたいに、怒ったくらげに取り囲まれるなんて……ちょっと想像したくありません。のんびりした空気のなかに、目に見えないものを想像させ、不思議な体験をさせてくれるいとうひろしさんの絵本世界。「ちいさいはおおきい。おおきいはちいさい。つよいはよわい。よわいはつよい」くらげたちの歌声が耳に残ります。海のことをよく知るへんたこさんでも知らなかったことが、広い海には隠れているんですね。へんたこ一家のへんたこ丸、これからどこへ進むのか。行く手には何が待っているのでしょうか。続編もまた楽しみな一冊です。
（絵本ナビライター　大和田佳世）

海のことならなんでも知っているはずだった、へんたこせんちょうの前に、巨大なくらげの王さまがあらわれて、船は大パニック！大クラゲに襲われたり、大群のチビクラゲが現れたり・・。しかも、そのくらげの王さまが、へんたこせんちょうのぼうしを持って行ってしまうのです。ハラハラドキドキ・・。シリーズの他の本も読んでみたいです。（ぼんぬさん　40代・北海道　女の子4歳）