[BOOKデータベースより]
ほんのこどものほんちゃんは、しょうらい、どんなほんになるかかんがえています。としょかんにすむほんちゃんのおかあさんは、「りっぱなずかんになりなさい」といいます。ほんちゃんは、どんなほんになるのでしょう?3歳から。
[日販商品データベースより]本の子どものほんちゃんは、大事にしてもらえる本になるため、本屋さんで、図書館で、ただ今、修行中。おかあさんは「りっぱな図鑑になりなさい」という。だけど、ほんちゃんはかっこいい本になりたくて…。
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この絵本『ほんちゃん』は本のこども「ほんちゃん」が主人公です。ほんちゃんが将来立派な本になるにはどうしたらいいか考えるというのだけれど、何だか深い。立派な本とは一体?・・・なんて考え込まなくても大丈夫!とにかく本が主人公な時点で面白いのです。本のつぶやきを聞く、なんて事は考えもつかなかったですしね。本が授業で健康について学んだり、本屋さんや図書館に行って修行をしたり、どんな本がカッコイイか考えたり・・・想像すればするほど気になっちゃうでしょ?ほんちゃんのおかあさんに「りっぱなずかんになりなさい」って言われちゃう所なんて何だかとっても可笑しい。本に携わる仕事をする者の一人としては、やっぱり「本を好きになってね」という事を伝えたいですよね。そんな想いにあふれた素敵な絵本です。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
本の気持ちがよくわかりました。
私は本が大好きで、だからお気に入りの本は汚さず綺麗にとっておきたいと思っていたんですが、考え方が変わりました。
たくさん読んであげてボロボロになった本は、とっても幸せなんですね。
そういえば昔大好きだった絵本も、今でも大事に持ってます。
破れてボロボロだけど、捨てようとか汚いとか一度も思ったことありません。
ボロボロなのは、それだけ思い出が詰まってるからなんですね。
ほんちゃんのおかげで、その事に気づけました。(ねんねこしゃんさん 20代・兵庫県 )
【情報提供・絵本ナビ】