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- ねぼすけはとどけい 新装版
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The late cuckoo.
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2007年09月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784033279909
[BOOKデータベースより]
小さな村のとけいやさんに、たくさんのはとどけいがかざってありました。とけいが一じかんごとに鳴るたびに、はとが「ポッポー」ととびだします。村の子どもたちは、そんなはとどけいをみるのを、まいにち楽しみにしていました。そのなかに、一わだけ、いつもおくれて鳴くはとがいたのです…。ちょっとまのぬけたはとどけいをめぐる、小さなとけいやの老主人と子どもたちのほのぼのとした心の通いあい。ユーモアに満ちたあたたかいお話です。5・6歳から。
[日販商品データベースより]小さな村の時計屋さんに飾ってあるたくさんの鳩時計。1時間ごとに鳴るたびに、鳩が「ポッポー」と飛び出す…。いつも遅れて鳴く、ちょっとまのぬけた鳩時計をめぐる、時計屋のおじいさんと村の子どもたちのお話。
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価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2004年01月発売】
「ああ、この絵はどこかで見たことがある。色遣いもとても似ている。」表紙を見ながらしばらく考えていましたが、やっとわかりました。そうなんです、『百まいのドレス』(岩波書店)と同じ画家さんだったのです。石井桃子さんの改訳新版が出たのが2006年、『ねぼすけはとどけい』の新装版が出たのが2007年。どちらも数十年の時を越え、新たに出版されました。とてもうれしいことです。
『ねぼすけはとどけい』は、123個もはと時計が壁にかかっている時計屋さんのお話です。想像できますか、123個のはと時計。時計が「ボン」と鳴ると、中にいる123羽のはとが飛び出してくるのです。
こんな時計屋さんが通学路にあったら、子どもたちは必ず寄り道して帰りますよね。「ボン」という瞬間を楽しみにして。
しかし、困ったことに1羽のはとだけ飛び出すのが少し遅れるのです。
この遅れて出てくるはと時計のために、時計屋さんは窮地に追い込まれます。それを子どもたちと一緒に時計屋さんは解決します。こんな風に声をかけあうことができる大人が街にいることは、子どもたちにとってとても幸せなことだと思います。
はとが遅れて飛び出してくる理由を知ったとき、この絵本の作者のやさしさとユーモア、そして子どもへのまなざしが伝わってきました。
テキストが少し長めなので、小さいお子さんの場合は大人が読んであげると良いと思います。(はしのさん 40代・神奈川県 男の子15歳、女の子13歳)
【情報提供・絵本ナビ】