[日販商品データベースより]
あるところに
さんかくおむすびの くにと
まんまるおむすびの くにが ありました。
ふたつの くには
いがみあっていたのです!
いさかいはひろがり、
とうとう、とのさまどうしの相撲で、決着をつけることになります。
そして、手に汗にぎる一戦は、思わぬ結末に!
登場おむすびは、400こ以上。
おむすび好きには、たまらない絵本です。
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みなさんのおうちのおむすびは、どんな形ですか?我が家はもっぱら三角ですが、息子は丸い方がおいしいと言います。同じ具でも、形を変えるだけで味まで違うような気がするなんて、おむすびって不思議です。でも、どんな見た目をしていても、おむすびはおむすび。おいしいです。しかし、それでは納得しないのが「さんかくおむすび」の国と「まんまるおむすび」の国。「まんまるおむすびは、だらしない」「さんかくおむすびは、へなちょこ」お互いにけなし合い、いがみ合っていました。ところで、この2つの国の間には大きな畑がありました。その畑では、さんかくとまんまるが協力し合っておむすびの具を育てていました。しかしあるとき、「しおけのおおいさんかくのわかもの」が占領してしまうのです!とうとう「いくさ」になってしまった両国の争い。果たして決着はつくのでしょうか…?作者は、児童文学作家の森くま堂さん。絵本作品は本作が初です。「争うことの愚かさ」を伝えると同時に、「再び自由にのびのびと暮らせますように」との祈りが込められています。絵を担当されたひろかわさえこさんは、これまでにも『ぷくちゃんのすてきなぱんつ』や『あめぽったん』など、かわいくて、ほっこり優しい気持ちになる絵本をたくさん出版されています。おむすびたちが生き生きと個性的に描かれていて、どのページもついつい見入ってしまいます。特におむすびの具の畑は、興奮すること間違いなしです。たらこって、バナナみたいにできるんだ…!いくらはまるで、ぶどうのよう! と、驚きの連続。ずっと見ていても飽きません。描かれていない具のことも、どんな風に実るのか想像してみるのもおもしろそうです。
(絵本ナビライター 近野明日花)
娘が図書館で借りてきました。いがみあうさんかくおむすびとまんまるおむすび。なんとか決着をつけようと相撲をとるのですが、最終的にはくっつきあってハッピーエンドになります。見た目が少々違っていても、中身はおんなじなんですよね。いがみあう必要なんて全くなかったんだと、先入観で物事を判断してはいけないよという教訓のようにも感じました。そのあと仲良く暮らすおむすびたちのページは、ほんわかとしてかわいくて、娘としばらく眺めていました。
最後の挿絵でさんかくおむすびとまんまるおむすびの両親から、たわらおむすびの子どもたちが生まれているのが微笑ましかったです。隅々まで見て楽しめます。(ouchijikanさん 40代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】