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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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- 北区の太
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う〜ん
「下流社会」を書いた作者による1冊。作者も本書の中で触れているように、そもそも「中流階級」の“中の中”の枠組みの変容を書こうとしていたところにコロナの感染が拡大、社会への影響が大きくなるであろうとの判断から、コロナ後の世界の予測も書き加えたという体裁になっており、若干、視点が発散した感は否めない。膨大なデータを、作者独自の視点で分析している点は評価出来るが、それに対する評価は“”う〜ん(=どうなんだろう)”という感じ。最後の後書きに代えて記載されているコロナ後の社会の予測と提言が一番、論旨が明確で読み易かった。
[BOOKデータベースより]
『下流社会』から15年。格差は拡大、激しく二極化し、コロナがそれを加速する。分断日本の「コロナ後」を予測!コロナは日本人の考え方、ライフスタイルも変える。平成・氷河期・バブル3世代の詳細な現状分析をもとに、消費社会研究の第一人者が大胆に「令和の消費」を読む!
序章 ポスト・コロナ時代の格差と消費―何が問題で、どう変わるのか(コロナ問題の本質;世代論の基本―リスクから見た世代)
[日販商品データベースより]第1章 上・中・下流の条件―氷河期世代の階層と消費(氷河期世代の階層;結婚格差と出産格差;階層と消費、余暇、健康)
第2章 「さとり」は嘘。金と地位の上昇を希望―平成世代・氷河期世代・バブル世代の比較(消費意欲;衣料品;マイカー、マイホーム)
第3章 余暇、美容・健康、情報の格差―平成世代の階層と消費(余暇格差;旅行格差;美容と健康の格差;情報メディアにおける平成代上流の「下流化」;ヒト消費―リアル店舗の魅力は店主・店員の人間力で決まる)
第4章 ケア消費の拡大―単身世帯消費・平成20年間の変化
あとがきにかえて 予測と提言―消費と都市の観点から(「日本郊外改造計画」を進めよ!;寄生地主の権益を見直せ!;オンライン大学で格差をなくせ!)
大ベストセラー『下流社会』から15年。格差はますます広がり、「上」と「下」への二極化が目立つ。コロナはさらにその傾向を加速させる。バブル・氷河期・平成3世代の消費動向から格差の実態を分析し、「コロナ後」の消費も予測する。