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[BOOKデータベースより]
惚れたが悪いか!我恋する、ゆえに我あり。恋は女のものなのか、相思相愛だけが恋なのか、苦しい片思いに身を焦がす、そんな男は「女々しい」のか、気鋭の研究者が試みる異色の日本文学史。
序 「片思いは恋じゃない」?
第1章 「男の恋」―頂点と変容
第2章 冷たい女の運命―中世の女性蔑視
第3章 教科書が教えない恋愛―徳川期の「色道」思想
第4章 坪内逍遙における「恋愛」
第5章 「相愛」の呪縛―北村透谷
第6章 「男の片思い」の復活―二葉亭四迷
第7章 「感傷」と「性」の転倒―『蒲団』が『平凡』に与えたもの
第8章 「女物語」と「男物語」の系譜―尾崎紅葉その他
第9章 執着、未練、狂乱―近松秋江
むすび 『行人』を超えて