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[BOOKデータベースより]
1995年、小学6年生の愛衣はウサギが好きなあまり、当番でもないのに同級生の珠紀と、ほぼ毎日飼育小屋へ行く(『クレイジー・フォー・ラビット』)。1997年、中学校の教室にある写真を持ってきた同級生の田中が、強烈な匂いを発していることに愛衣は気づく(『テスト用紙のドッグイア』)。2001年、高校3年になった愛衣は、両親と距離ができ、街で出会った1つ年上のエミとファミレスに入り浸る(『ブラックシープの手触り』)。2004年、大学3年の愛衣はバイトの仲間が行った旅行先で地震が起こったことをニュースで知る(『クラッシュ・オブ・ライノス』)。2018年、結婚し子も生まれた愛衣は、幼稚園で娘が友達を否定するような発言をしたと連絡を受ける(『私のキトゥン』)。嘘や秘密を敏感に嗅ぎ取ってしまう愛衣の五つの年代と、ままならない友情を描いた切実な連作短編集。
[日販商品データベースより]愛衣は隠しごとの「匂い」を感じる。そのため人間関係が築きにくい。小中高大、そして30歳を過ぎてからの五つの年代を切りとり、その時々の友情の変化と当時の事件を絡めながら、著者の育った年代に即した女性の成長を描く連作短編。