- 海に沈んだ対馬丸
-
子どもたちの沖縄戦
岩波ジュニア新書 599
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2008年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784005005994
[BOOKデータベースより]
1944年8月、那覇から九州に向かった学童疎開船・対馬丸は米潜水艦の攻撃を受け沈没、1400名を超える犠牲者を出した。対馬丸に乗った子どもたちはいかに生き、死んでいったのか。過酷な漂流生活を体験した生存者の証言や残された記録をたどり、当時の子どもたちが対峙した戦争とは何だったのかを問う。
第1章 三等甲板員の航海
第2章 疎開
第3章 乗客たち
第4章 撃沈
第5章 漂流生活
第6章 上陸後
第7章 七人のその後
1944年8月、那覇から九州に向かった学童疎開船・対馬丸は、米潜水艦の攻撃を受け沈没、1400名を超える犠牲者を出した。生存者の証言や記録を辿りながら、子どもたちが対峙した戦争の意味を問う。
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価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2024年03月発売】






















『悲しい対馬丸の話』を読んでから気になっていたことがあります。
絵本の中に語りきれなかった対馬丸の事実があるのです。
自分の中で未消化なことを子どもに語れない。
沖縄戦、沖縄からの本土への学童疎開、そして撃沈…。
この本はジュニア向けでありながら、子どもだけにではなく大人に対しても強いメッセージ性のある本です。
貨物船におさめられた学童と一般人は荷物と同じ環境で運ばれようとしたのです。
そして、潜水艦の魚雷によって沈没する際の大混乱。
そのまま死んだ人も哀れでしたが、生き残った人たちは生き残るためにさらなる地獄を起こします。
生き残るために人を蹴落とす人、物のように海に消えていく人、運命というのか運というのか…、絵に描かれていなくて良かった。
そして、生き残った人たちは、沈没を表に出さぬために事実を語ることを禁じられ、軟禁状態に。
本土にたどり着いた者にも、沖縄に戻った者にも戦争は終わっていなかった。
この本は、対馬丸に乗りあわせ生き残った人間から聞いた事実に基づいて書かれています。
絵本を読む者として、絵本の裏側にある事実をしっかりととらえて語らなければいけないと思わされ、事実を知ることで絵本はさらに大きなものになることを感じました。(ヒラP21さん 50代・千葉県 男の子14歳)
【情報提供・絵本ナビ】