- 偶然性と運命
-
- 価格
- 858円(本体780円+税)
- 発行年月
- 2001年04月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004307242
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[BOOKデータベースより]
恋人たちはなぜ、偶然にすぎない出逢いに「運命」を感じるのか。その瞬間、二人の内面では何が起きているのか―。この問いを手がかりに、ショーペンハウアー、ニーチェ、ドストエフスキー、ヤスパース、ハイデガー、九鬼周造ら、近代理性主義の克服をめざした思想家がくりかえし思索のテーマとしてきた「偶然性」と「運命」の問題に迫る。
1 めぐり逢いの現象学(めぐり逢いの意識;人間存在の時間構造 ほか)
[日販商品データベースより]2 偶然性の概念(この問題を発想したきっかけ;“偶然性”のさまざまな意味 ほか)
3 “運命”の思想史(運命の概念の多様性;生と運命 ほか)
4 二つの出逢い(スタヴローギンとマトリョーシャの出逢い;コーリャ・クラソートキンとイリューシャの出逢い ほか)
偶然の出逢いを「運命」と感じるのはなぜか。ショーペンハウアー、ドストエフスキー、ハイデガー、九鬼周造など、近代理性主義の克服をはかった思索の系譜をたどる。