- 陶淵明
-
虚構の詩人
岩波新書 新赤版505
- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2010年12月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004305057
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[BOOKデータベースより]
超俗の詩人と呼ばれる陶淵明は、「桃花源記」で身分の差のないユートピアを描き、「挽歌詩」においては自らの死を悼むなど、中国では他に例をみない虚構の世界を通して内面を探求し、苛酷な実社会と関わろうとした反俗の詩人でもあった。千六百年前、現代に通じる鋭さと深さで人生をうたった大詩人に「虚構」という切り口から肉薄する。
はじめに 陶淵明と「虚構」
1 桃花源記―ユートピア物語
2 五柳先生伝―架空の自伝
3 形影神―分身の対話
4 山海経を読む・閑情の賦―怪奇とエロティシズム
5 挽歌詩・自祭文―「私」の葬式
おわりに なぜ「虚構」か