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- 贈与論
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他二篇
岩波文庫 34ー228ー1
Essai sur le don.〔etc.〕- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2014年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784003422816
[BOOKデータベースより]
贈与や交換は、社会の中でどのような意味を担っているのか?モース(1872‐1950)は、ポリネシア、メラネシア、北米から古代のローマ、ヒンドゥー世界等、古今東西の贈与体系を比較し、すべてを贈与し蕩尽する「ポトラッチ」など、その全体的社会的性格に迫る。「トラキア人における古代的な契約形態」「ギフト、ギフト」の二篇と、詳しい注を付す。
トラキア人における古代的な契約形態
ギフト、ギフト
贈与論―アルカイックな社会における交換の形態と理由(贈与について、とりわけ、贈り物に対してお返しをする義務について;贈り物を交換すること、および、贈り物に対してお返しをする義務(ポリネシア);この体系の広がり。気前の良さ、名誉、貨幣;こうした諸原理の古代法および古代経済における残存;結論)
贈与や交換は、社会の中でどのような意味を担っているのか。「ポトラッチ」や「クラ」など、その全体性に迫った先駆的研究。詳注を付す。