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[BOOKデータベースより]
難破船から放たれた壜詰の手記―。一九世紀半ばのポーから二〇世紀後半のツェランまで、ヨーロッパには、この「投壜通信」をモティーフとした詩人たちの系譜があった。「西洋の没落」という嵐のもと、反ユダヤ主義の潮流が渦巻くなか、彼らはいかに現実と対峙し、詩を解き放ったのか。言語の壁を越えて展開し、西洋近代文学史に新たな補助線を引く画期的論考。
第1章 エドガー・ポーと美的仮象
第2章 ステファヌ・マラルメと「絶対の書」
第3章 ポール・ヴァレリーとドレフュス事件
第4章 T.S.エリオットと反ユダヤ主義
第5章 イツハク・カツェネルソンとワルシャワ・ゲットー
第6章 パウル・ツェランとホロコースト(上)―「死のフーガ」をめぐって
第7章 パウル・ツェランとホロコースト(下)―「エングフュールング」をめぐって