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[BOOKデータベースより]
グローバル内戦のもと過剰な安全保障国家化が進むなか、主権や領土の境界をめぐって暴力が再生産され、歴史修正主義を含む粗野な「現実主義」が横行している。私たちは暴力を受け入れ、この「現実」に従うしかないのだろうか。―この構造に抗うために、「現実主義」によって切り捨てられた“現実”と向き合い、そこから紡ぎ出された想像力の可能性を示す。
動物化を昂進するグローバル内戦とそのメタ・ポリティクス
第1部 政治的暴力の現代的位相(ポスト世俗化時代における原理主義的アイデンティティ・ポリティクス;Gゼロ時代のユーラシアにおける文明的圏域の思想―動員されるジオボディ・ポリティクス;クロノトポスの政治的変容―四千年文明国家と百年国恥地図;方法としてのチベット;否認の政治と窪地からの声―マスキュリニティの危機との関連で;現実を切り捨てる「現実主義」―マスキュリニティの再編との連関)
第2部 「周辺化された現実」から「理想の力」へ(ジオボディ・ポリティクスの超克;「“非国‐民”の思想」の潜勢力―詩的想像力・再考;交差するラインを超えて―人権ギャップ縮小を志向する政治;「戦後かつ戦中」における脱セキュリタイゼーションの可能性―国連安保理決議一三二五をめぐる問題から考える;脆い生をケアする倫理―下からの平和な関係性の構築;方法としてのゾミア―リヴァイアサンを内破する野生のデモクラシー)