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[BOOKデータベースより]
キリスト教の中核にある神学と儀礼の成立に秘められた、宗教的人間の真実と政治力学との葛藤を明るみに出す。聖餐、浸礼などの象徴的な儀礼の成立にまつわる事情、復活、回心に見られる死生観と宗教的な深層体験の表出、そして原始教団内部の組織維持と伝道をめぐる路線闘争…原始教団の光と影を、新約テクストから掘り起こす。原典に帰る精密な読みと翻訳を踏まえた、キリスト教の解体学。
「キリスト教」というアイデンティティ―その形成過程と「聖餐」の闇
[日販商品データベースより]1 復活・浸礼・回心―新約聖書の出自(新約聖書の死生観;バプテスマの元来の意味について;使徒パウロの「ダマスコス体験」;イスラエル預言の構成要素と新約聖書)
2 神学と政治―「原始」キリスト教再読(アポロ伝承小史;ヤコブの手紙は何を意図して書かれたか;ヤコブ書の神学的構造―その「契約的遵法主義」)
イエスの呪い―「枯らされる無花果の木」の物語
復活、回心、浸礼、聖餐…。キリスト教の根幹をなす象徴と儀礼はどのようにして成立したのか。ユダヤ教からの離脱をはじめ、生成にまつわる事情が刻んだ影を、新約諸文書に掘り起こす。