- 巨人の星 １
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- 価格
- 682円（本体620円＋税）
- 発行年月
- 1995年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062600811
内容情報
[日販商品データベースより]
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飛雄馬開眼！ 巨人の光り輝く明星となれ！星飛雄馬は父一徹に幼い頃から厳しく野球を教えこまれたが、その特訓に辟易してした。しかし王貞治に出会い野球の真価を知った飛雄馬は父の夢を継ぐ決意をする！
ユーザーレビュー （1件、平均スコア：5）
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ＨｏｎｙａＣｌｕｂ．ｃｏｍアンケート
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「おすすめ完結コミック＜男性向け＞」レビューコメント
大リーグボールが印象的(ピエール／男性／50代)
のマークが目印です。
魔球や必殺打法が登場する荒唐無稽な野球漫画であるだけに、高度で繊細な文学性が隠されていることが見過ごされがちなのは、常々残念に思っています。主人公・星飛雄馬は父の教育で野球の実力を付け、また父から与えられた力で魔球を開発するも、最後には自分だけの力で「野球で頂点に立つ」という夢を掴み取った。しかしその代償として再起不能の怪我を負う……という物語の筋をご存じの方も多いでしょう。この物語の本質は「大人になるとはどういうことか」にあると私は思います。自力で何かを掴み取り、その代償を支払うことだと、原作者・梶原一騎先生は語っておられるように思えてなりません。夢を掴み取るために夢を捨てるという矛盾、理不尽さは、現実の世に生きる我々が常に感じている圧倒的な「リアル」です。それがあるからこそ、本作は広く世に受け入れられたのではないでしょうか。
吉川永青/作家 歴史・時代小説家
3 SPECIAL BOOKS掲載日：2013/6/27
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】