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- 大人のための道徳教科書
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育鵬社
扶桑社
齋藤孝(教育学)
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2019年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784594082840
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[BOOKデータベースより]
学校に道徳の教科がなかった16歳(2003年度生)〜80歳(1939年度生)の皆さんへ。自己の確立、コミュニケーション力、社会性、他者への愛、なぜ生きるのか等、大人に必須のスキルを学び直しましょう!道徳のエッセンスが詰まった古今東西、37の名言・名文を精選!
第1章 自己を確立するために必要な十の徳目(自由と責任 自ら箸を取れ―渋沢栄一;自主、自律 一身独立して、一国独立す―福沢諭吉 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 コミュニケーション力の土台となる七つの徳目(思いやり 弱者、劣者、敗者に対する仁―新渡戸稲造;感謝 子を養いて親の恩を知り、身を立てて人の労を知る―『金言童子教』 ほか)
第3章 社会に出たら必須になる七つの徳目(遵法精神 小心翼々勤みて守らざるべからず―福沢諭吉;公徳心 天下の事を成すは天下有志の士と志を通ずるに非ざれば得ず―吉田松陰 ほか)
第4章 「ジコチューな自分」を見つめ直す七つの徳目(家族愛、家庭生活の充実 孝は強うべきものにあらず―渋沢栄一;先生への敬愛、集団生活の充実 自分の師を物を教へる機械か何かの様に心得て居る北里柴三郎 ほか)
第5章 「なぜ生きるのか」を考えるための四つの徳目(生命の尊さ 朝焼小焼だ大漁だ―金子みすゞ;生命の尊さ 人生が何をわれわれから期待しているか―フランクル ほか)
学校に「教科としての道徳」がなかった16歳(2003年度生)〜80歳(1939年度生)の皆さんへ、
1日10分、自己の確立、コミュニケーション力、社会性、他社への愛、なぜ生きるのか等、
大人に必須のスキルを学び直しましょう!
本書では、学校に「教科としての道徳」がなかった大人のために、
あえて中学校の「学習指導要領」に沿って構成し、教材を精選しました。
本書を一日一教材、十分間読めば、約一カ月ですべての徳目を学べる構成になっています。
急がば回れではありませんが、今一度、道徳を学び直すことは、
皆さんの日々の生活やビジネスシーンに新たな気づきを与えてくれることでしょう。
(「はじめに」より)
【古今東西、37の名言・名文が、日ごろのモヤモヤを考えるヒントになります】
◎教師を挑発する生徒は問題だ ⇒ 北里柴三郎「自分の師を物を教へる機械か何かの様に心得て居る」(先生への敬愛、集団生活の充実)
◎なぜ児童虐待する親が後を絶たないのか ⇒ 渋沢栄一「孝は強うべきものにあらず」(家族愛、家庭生活の充実)
◎自分には何の価値も力もない ⇒ 津田梅子「自分の学んだものを、日本の婦人にも頒ちたい」(社会参画)
◎女性は男性より損だ ⇒ 与謝野晶子「すべて眠りし女今ぞ目覚めて動くなる」(個性の伸長)
◎本当は何がしたいのか分からず悩んでいる ⇒ 夏目漱石「概念を根本的に自力で作り上げるよりほかに、私を救う途(みち)はない」(個性の伸長)
◎仕事がつまらない、給料が安い ⇒ 高橋是清「仕亊を本位として決して自分に重きを置かなかつた」(勤労)
◎「精神論・根性論」だけで仕事ができるか ⇒ 本田宗一郎「単なる『一生懸命』には何等価値がない」(真理の探究)
◎悪いことをしたヤツはSNS上で攻撃されて当然だ ⇒ 福沢諭吉「小心翼々謹みて守らざるべからず」(遵法精神)
◎私たちはなぜ生きるのか ⇒ フランクル「人生が何をわれわれから期待しているか」(生命の尊さ)
◎私たちはどう生きるか ⇒ 吉田松陰「生きて大業の見込あらばいつでも生くべし」(よりよく生きる喜び) ……等
【著者プロフィール】
齋藤孝(さいとう・たかし)
明治大学文学部教授。昭和35(1960)年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大大学院教育学研究科博士課程等を経て現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。著書に『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス)、『声に出して読みたい日本語』(草思社)、『マンガで身につく大人の語彙力』(扶桑社)、『大人の道徳』(扶桑社新書)、訳書に『現代語訳 論語』(ちくま新書)など多数。