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[BOOKデータベースより]
日本の「占領」政策は、一直線に進んだわけではない。そこでは、膨大な思惑が錯綜し、揺れ動く環境の中で、さまざまなあり方が模索された。結果、日本は二転三転する激動の変化を余儀なくされる。―東京裁判でのパル判事の真意は。下山事件の真相は。マッカーサーと天皇、はたしてどちらが勝者だったのか。―昭和史がもっとも激しく動いたこの時代を、多様な観点と仮説から再検証する下巻。
第11章 『はるかなる山河に』に生き残ったことの意味
第12章 東京裁判でパル判事が主張したこと
第13章 「デス・バイ・ハンギング」という判決
第14章 『日本の黒い霧』の推理は正しいか
第15章 朝鮮戦争は「神風」だった?
第16章 古橋・湯川・黒澤の活躍
第17章 警察予備隊が編成されたとき
第18章 マッカーサーが忘れられた日