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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
一生に一度だけ死者と会うことができたとしたら。ありがちな設定ですが、登場人物の感情の揺れが、著者ならではの透明感溢れる文体で瑞々しく描かれています。生と死に伴う切なさ、苦しさ、そして温かい想いが詰まった短編集。決して綺麗な話ばかりではなく、人の抱える暗闇に胸が締め付けられることもあるでしょう。けれど、不思議と読了後には、爽やかな気持ちで、世界がきらめいて見える。辻村ワールドの真髄を見ました。オススメです。(紫乃/女性/20代)
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「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
なんともいえない感情が混み上がり、ぐいぐいぐいぐい引き込まれていきます。実際に経験したいような でも怖いような、現実にはあり得ないことなんだろうけど、本当はどこかで行われているんじゃないかと 複雑です。何かしら節目節目に 歳を重ねていきながら、読んでいきたい一冊です。(うさころが/女性/40代)
[BOOKデータベースより]
突然死したアイドルに。癌で逝った母に。喧嘩したまま亡くなった親友に。失踪した婚約者に。死者との再会を望むなんて、生者の傲慢かもしれない。間違いかもしれない。でも―喪ったものを取り戻し、生きるために会いにいく。―4つの再会が繋いだ、ある真実。新たな一歩を踏み出す連作長編小説。
[日販商品データベースより]たった一人と、一度だけ、死者との再会を叶えてくれる人がいるらしい。死者との再会を仲介する使者・歩美を訪れた4人が秘める悲しいヒミツ。喪われた想いの行方を描く、渾身の連作長篇ミステリ。〈受賞情報〉吉川英治文学新人賞(第32回)