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- ラッシュライフ
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- 価格
- 825円(本体750円+税)
- 発行年月
- 2005年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101250229
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ユーザーレビュー (9件、平均スコア:4.6)
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
バラバラだった話が、ポンポンと当てはまっていく、パズルみたいな展開がとても面白いです。(q/女性/20代)
- ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
『アヒルと鴨のコインロッカー』をきっかけに、デビュー作から順に伊坂作品を読んでいきました。この本を読んだ当時は「群像劇」という言葉も知らず、要素が至る所で繋がっていく面白さに、ただただページを繰る手を前に後ろにと動かす他ありませんでした。
- ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
就職活動で辛かった時期に、背中を押してくれました。
- sige
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本当に騙されそうになる
4つの話が1セットとなって繰り返される。それぞれの話の起こった日時が問題で、読んでいると、あらら、この出来事はさっきあったはずだ…。うん?この話はおとといの話?これはさっきの話の次の日のこと?などと、日時が混乱してしまう。エッシャーの騙し絵がテーマにすえられているのはこのためか。
一見つながりの無いエピソードが、だんだん繋がっていく楽しみがある。しかしながら、頭の中をうまい具合に整理しないと、騙し絵のように混乱してしまう。最後まで読んで、よ〜く考えて整理すると全体がつながって、こういうことだったのかと分かる。面白い手法である。
- QOGMA
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精神的パズラー
さまざまな要素が複雑な時系列で進んでいくが、最後にはすべてが合わさる。
この感覚は絶対気持ちがいいはず。こんな芸当は見たことがない。
- らぴ
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伊坂氏お得意の
伏線だらけ、たくさんの主人公が全然違うところで全然関係なく生活しているのに、あれ、繋がっている?彼らひとりひとりの世界がどんどんと終わりに向け一つに融和されていく感覚が絶妙です。最後にはきっと笑える最後が待っています。一度きりだから、人生を駆け抜けたいものです。
- APO
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「何が関係するかなんて分からないぜ」
*Story*
泥棒、カウンセラーの女、リストラされた男、画家志望の青年……
複数の物語が時にすれ違い、互いに影響を与えながら進んでいく。
読者を待ち受ける意外な結末とは!?
恩田陸の『ドミノ』と似ているなぁと思いましたが、私はこちらの『ラッシュライフ』の方が断然好みです。
(文庫では表紙になっていませんが、)何故エッシャーの無限階段の絵が表紙なのかと疑問に思ったのですが、最後には全く違った目でこの絵をじっくり見ることになりました。
全て読み終わった上で、もう一度始めの部分を読むとさらに驚きです。
読後の爽快感とミステリー的展開が存分に楽しめる著者の作品の中でもオススメの一冊!
- 美湯
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淡々と読めました
結構、分厚いですが、淡々と読めました。
人の人生が、いろんな場面で繋がっているところが面白かった。
非現実的なところや、結局、始末はどうしたの?と思うところもあったけど…
- まろん
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不思議
5人それぞれの物語が不思議と交錯していくストーリーです。
[BOOKデータベースより]
泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場―。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。