- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 分身
-
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 1996年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087485196
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ユーザーレビュー (5件、平均スコア:4.8)
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- HonyaClub.comアンケート
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
例え血は繋がっていなくても母と娘は親子だったというのがすごく感動する(麗華/女性/10代)
- HonyaClub.comアンケート
-
「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
東野圭吾が書いた作品の中で一番おもしろい。(まっつんつん/男性/10代)
- sige
-
一気読み
(ちょっとネタバレ気味。注意)
タイトルから“子ども”“クローン”という言葉が想像できてしまう。
クローンの場合は“一卵性双生児よりも似ていない”と聞いたことがあるので、この小説は歪曲して書いてある。が、このほうがドラマチックだ。
2人の少女の別々の物語がそれぞれ進行するが、ひょっとしてこの二人が姉妹?双子?と予測しながら読める。お互いが東京と北海道を行き来し始める頃にはサスペンスの色が濃くなりハラハラしてくる。
それにしても“母親(と呼べるのかな?)”の感情や態度は非常に冷酷で、わが子に対する愛情のような感情は湧かないのかなと思う。“似ている”のではなく“瓜二つ”の人間が目の前にいたら、やはりこのように嫌悪感を抱くのかもしれない。結局、生みの親より育ての親?
- HonyaClub.comアンケート
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「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
例え血は繋がっていなくても母娘というところに感動する「例え血は繋がっていなくても彼女は君の母親だった」というセリフが泣ける(麗華/女性/10代)
- QOGMA
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予想はできると思うが
純粋に面白かったが、結末、というかネタの予想はできていた。タイトルからもある程度推測ができるであろうことだが、この作品の核心はそこにあるのではなく、生命科学の恐ろしさ、人の内面のこわさ、そういったものを主張したいのだろうと思う。
[BOOKデータベースより]
函館市生まれの氏家鞠子は18歳。札幌の大学に通っている。最近、自分にそっくりな女性がテレビ出演していたと聞いた―。小林双葉は東京の女子大生で20歳。アマチュアバンドの歌手だが、なぜか母親からテレビ出演を禁止される。鞠子と双葉、この二人を結ぶものは何か?現代医学の危険な領域を描くサスペンス長篇。
[日販商品データベースより]私にそっくりな、もう一人の私がいる!?自分にそっくりな東京の女子大生・双葉をテレビで見て驚く札幌の女子大生・鞠子。2人を結ぶ宿命の絆とは何か?迫真のサスペンス長編。(解説・細谷正充)