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[BOOKデータベースより]
小さなてんとうむしは、自分に自信がありません。だから、いつも威張ってしまい、相手にけんかを売り込みます。自分の存在がもっと大きく見えるようにと。そんなごきげんななめのてんとうむしの一日が、時間の経過とともに出会うさまざまな動物の大きさによって、ページの大きさも階段状に変化していく工夫で表現されています。カールの大胆な画面構成とユーモアにあふれた文章の絵本が、さらに魅力いっぱいの改訂大型版として生まれかわりました。
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朝5時、おひさまが昇ってきました。左の方から機嫌のよいてんとう虫が1匹、右の方からは機嫌の悪いてんとう虫が1匹、飛んできました。2匹は葉っぱについたありまきを見つけ、朝ごはんにしようと思いました。 「おはよう」と機嫌のよいてんとう虫。でも、機嫌の悪いてんとう虫は「あっちへ行け。ぼくがこいつを食べるんだ」と怒った調子です。「たくさんいるから、分けて食べよう」という提案に耳をかさず、「ぼくの強いところを見せてやる」と、ご機嫌ななめのてんとう虫は、どこかへ飛んでいきました。 6時、ご機嫌ななめのてんとう虫はハチに会い、「ぼくとけんかしたくないか」とけんかを挑みました……。
虫や動物がたくさん登場する、時間の仕掛け絵本。ご機嫌ななめのてんとう虫が、1時間ごとに自分より体の大きな生き物に会い、けんかを吹っかける展開です。その間、おひさまが位置を変えて表示され、時刻と太陽の移動が一緒に確認できる工夫も施されています。てんとう虫のいばりぶりが笑いを誘う、ユーモアたっぷりの科学絵本。すね者てんとう虫のけんか行脚はいかに……!? 最後の仕掛けは、迫力があります。――(ブラウンあすか)
「ナナホシ」じゃないんだ!! ほんとだよ。数えてみてね。
--良い絵本は注意力を鍛えるにも絶好の教材--
表紙には、ご機嫌斜めのてんとう虫の正面の絵があるでしょ。
星の数を数えてみよう。「そう、7つだね。」でもね、
「出版社からの内容紹介」に出ているてんとう虫の絵を見てみよう。左が「ごきげんななめ」右が「ごきげんくん」だね。
右の「ごきげんくん」は片方の羽に3つの星と半分の星だから両方合わせると7のつの星だね。だからナナホシテントウ
でも、左の「ごきげんななめ」には片方の羽に4つの星と半分の星だから、両方合わせると9のつの星だね。
だからナナホシテントウじゃないんだ。中表紙の「ごきげんななめ」の星の数を数えるとよくわかるよ。9こなんだ。
世の中にはトホシテントウという葉っぱを食べるてんとう虫がいるから、9この星のてんとう虫は人間にとってもちょっと悪いやつということかもしれないね。
エリックカールは本当に深く考えて絵本を作っているから、しっかり絵本の深読みをしてね。(笠尾さん 50代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】