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[BOOKデータベースより]
小さなころ怖かった古典、過去の嫉妬を思い出す小説、何度も買った作家指南書、そして自身の著書について…デビューから15年、芥川賞作家が書き続けた「本」にまつわるエッセイを一冊にまとめた、初の書評集。
本について(剥製の感触―『バンビの剥製』鈴木清剛;いびつに変化する嫉妬―『星へ落ちる』金原ひとみ;夏の夜の感触―『夏の夜の夢』岡本かの子;甘くない現実、甘くない少女―『少女怪談』藤野千夜 ほか)
[日販商品データベースより]書く、読む、自著について(空想から明朝体、小説へ;柔らかいためのお守り;女子だけの思春期の欠片;微熱の記憶がある街で ほか)
【文学/日本文学評論随筆その他】デビューから現在まで各紙誌に書いてきた書評や文庫の解説を一冊にまとめた決定版。幼い頃好きだった本や小説を書くきっかけになった本、尊敬する作家の大切な作品について丁寧に書く。また、芥川賞を受賞した際の思いなど、本や自著にまつわるエッセイも収録。