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[BOOKデータベースより]
パワーと脅威による米中台関係の理論的解明。東アジア国際政治の待望の理論書!これまで、米中台関係は、何らかの統一的な視点で客観的に分析されることはなかった。相手国に対する脅威認識の強弱、共通脅威の存在等の状況によって、国家間で一定の持続性を有する「関係」(同盟的関係、敵対的関係等)は形成される。本書は、これら脅威認識によって形成される米中台関係の動向を的確に把握しようとする試みである。
第1章 国際政治の理論と新現実主義―本書の立場と分析概念
[日販商品データベースより]第2章 台湾中立化宣言と米中台関係
第3章 第一次台湾海峡危機と米中台関係
第4章 米中和解と米中台関係
第5章 台湾海峡ミサイル危機と米中台関係
第6章 米中台外交と米中の戦略的「関係」―一九九〇年代後半〜二〇〇〇年代前半の動向を事例として
第7章 戦後の米中台関係の総合的考察
●パワーと脅威による米中台関係の理論的解明!
●東アジア国際政治の待望の理論書!
これまで、米中台関係は、何らかの統一的な視点で客観的に
分析されることはなかった。
相手国に対する脅威認識の強弱、共通脅威の存在等の状況によって、
国家間で一定の持続性を有する「関係」(同盟的関係、敵対的関係等)
は形成される。
本書は、これら脅威認識によって形成される米中台関係の動向を
的確に把握しようとする試みである。
「新現実主義は、パワーを有益な手段として見なすが、
国家の最終的な目的は安全保障にあるとする。
この考えによれば、パワーが少なすぎるのは良くないが、
多すぎても安全保障にとってはマイナスのことがある
(他国がパワーを増強し、または同盟を結成する等)ので、
安全保障の確保に適切な量のパワーを保持することが
最も良いこととなる。」(本書より)