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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:4)
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- Monty23
-
主人公は餡である。
老女の生い立ちが圧巻。ネタバレですが、ハンセン氏病をこの作者が描くとは思わなかった。独特の視点が快い。
- ナジャ
-
絶妙な味わい
頁を開いたら、最後までとまらなくなる。
「人はなぜ生きるのか」・・
著者は、根源的な主題に真正面から向き合って美しい物語に昇華させた。
塩味の効いたあんこのような絶妙の味わい。
珠玉という言葉がぴったりの小説。
[BOOKデータベースより]
線路沿いから一本路地を抜けたところにある小さなどら焼き店。千太郎が日がな一日鉄板に向かう店先に、バイトの求人をみてやってきたのは70歳を過ぎた手の不自由な女性・吉井徳江だった。徳江のつくる「あん」の旨さに舌をまく千太郎は、彼女を雇い、店は繁盛しはじめるのだが…。偏見のなかに人生を閉じ込められた徳江、生きる気力を失いかけていた千太郎。ふたりはそれぞれに新しい人生に向かって歩きはじめる―。生命の不思議な美しさに息をのむラストシーン、いつまでも胸を去らない魂の物語。
[日販商品データベースより]「どら焼き」を焼く千太郎の店に、ある日、「時給200円でもいいから雇ってほしい」という老女があらわれた…。過酷な運命に翻弄された女性と孤独な青年がおりなす、このうえなく優しい魂の物語。