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- 陽だまりの偽り
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- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2008年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784575512199
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:4.5)
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- HonyaClub.comアンケート
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
ミステリーではあるんですが。優しさに溢れる内容が多い。(yuki/男性/60代以上)
- せみまる
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人情噺ミステリかな
すれ違う気持ちのぶつかり合いからやっと分かり合えるようになる、人間の哀しみとかおかしみとか、そんなペーソスが感じられる短編集。だから、ミステリとしてはあっさりしているし深い感銘を受けるわけでもないのだが、とても好もしく思えます。
五編で構成されている本書のベストは「写心」。登場人物たちの心の動きが最後になってほどけ余韻を残すラストです。すれっからしのミステリファンにこそ本書はお奨めかもしれません。
[BOOKデータベースより]
物忘れのひどくなってきた老人が、嫁から預かった金を紛失。だがこのことで、老人は同居している彼女の気持ちに触れる―表題作。市役所管理の駐車場で人が転落死した。事件は役所内の人事に思いもよらぬ影響を与えた―「プレイヤー」。日常に起きた事件をきっかけに浮かびあがる、人間の弱さや温もり、保身や欲望。誰しも身に覚えのある心情を巧みに描きだした5編。2008年度日本推理作家協会賞受賞作家のデビュー作、待望の文庫化。