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[BOOKデータベースより]
今も世界のあちこちで民族問題の炎が噴出し続けている!テロの国際的拡散、移民・難民の増大、労働者間の国際競争、トランプ後のアメリカで台頭する白人至上主義、中東からの入国規制―。“民族オンチ”の日本人だからこそ知っておくべき、民族問題の現実と基礎理論がこの一冊に!
第1講 なぜ日本人は民族問題がわからないのか
[日販商品データベースより]第2講 民族問題の専門家スターリン
第3講 「民族」は作られるか―アンダーソン『想像の共同体』批判
第4講 ゲルナー『民族とナショナリズム』の核心
第5講 民族理論でウクライナ問題を読み解く
第6講 民族理論で沖縄問題を読み解く―アントニー・スミス「エトニー」概念から考える
民族と国家は現代日本人の必須科目だ!
国際的テロ、増大する移民・難民、それに反発する差別主義的な運動――。現代の世界においても「民族」はマグマのように人々を衝き動かし続けている。しかし、日本人は世界的に見ても「民族問題」に鈍感だ。何故か? それは日本人が「大民族」だからだ。
アンダーソン『想像の共同体』、ゲルナー『民族とナショナリズム』、アントニー・スミス『ネイションとエスニシティ』など民族理論の基本図書を読み解きながら、現実に起きている民族危機に鋭く迫る。明解な理論解説と、現場の知を融合した、著者ならではの民族問題入門。さらに深く学びたい人には、厳選された推薦図書も。わかりやすく、生々しい集中講義で、一気に現代社会の最深部が学べる。